疲労 運動

【運動】三段階の運動と疲労

運動による疲労のメカニズム

「運動によって筋肉が疲労する」というのはよく知られた話です。「疲労」と聞いたとき、まっさきに思い浮かぶのは、この「運動による疲労」なのではないでしょうか。「疲労というのは、体がガス欠を起こした状態」と説明する専門家がいますが、このような理解が一番わかりやすいと思います。ガス欠を起こしたから人体という車は性能が落ちたり走れなくなったりしてしまうわけですね。
しかし一口に「運動による疲労」といっても、それには段階があります。次の項目では、この「運動による疲労、三段階の別」をみていきましょう。

運動による疲労、三段階

まず一つ目。もっとも体に負担のない「有酸素運動」。ウォーキングなどがこれにあたりますね。この場合、「ガソリンがなくならない」というのが最大の特徴です。私たちの体の2割が脂肪なので、酸素や血液が供給されていれば、「とまって」しまうことはありません。
次に競技スポーツ。ジョキングやサッカーなどですね。このときに消費されるのは炭水化物です。脂肪よりも強いエネルギーがあるのですが、脂肪のように長時間働くことはできません。「試合はじめより試合終わりの方が動きが鈍い」というのはこのためです。
最後にもっとも激しい運動、短距離走などの選手の場合。このようなときは、実は酸素ではなく、「筋肉中の」炭水化物を使っているのです。つまり一時的に無酸素状態になるわけです!人間がこの状態でいられるのは、だいたい40秒ほどです。